アートクレイシルバー銀細工.net
サイトマップ

ホーム > 作り方> 電子レンジでチンするだけで銀細工を作るページ


「アートクレイシルバー初体験」のコーナー

アートクレイシルバーは果たしてパッケージ通りのものが作れるのか?

 

アートクレイシルバースターターセットのパッケージには左の写真のようにきれいなシルバーリングが載っています。はたして始めて買った人がこんなリングを作ることができるのかどうかを店長自ら試してみました。ホビーツール通販専門店の店長なんぞをやっておりますが、基本的には不器用です。まあ、私程度の技量の人間ができるというのならまずもって問題ないと言えるでしょう。

なお、このページはあくまでも『はじめての人間が作ってみた』という内容ですので、すでにアートクレイシルバーをされてる方には何ら参考には成りませんのであしからず。(by 店長)

●実はセットだけではちと機材が足りない・・・・

基本的な道具がセットになっているアートクレイシルバー スターターセットですが、やっぱり事前に用意しておいた方がよいものがあります。最低限別に用意した方がよいものを右にまとめてみました。

まあどれも家の中を探せばありそうなものばかりです。ご購入前にあらかじめ用意して置かれると良いでしょう。(唯一なさそうなのが付箋紙(会社だと腐るほどあるのでしょうが・・・)ですが、当店のスターターセットには付箋紙をサービスでおつけしています。)

金属製のボール(成型時のひび割れ防止や焼き上がり後の冷却に使用します)
付箋紙(リングを作成するときに型棒に巻き付けておけば、はがすときに楽です。当店のは添付していますよ〜。)
下敷き(粘土の作業台に使います。無ければ表紙がビニールコートされた雑誌などでも代用できます。無ければ直接机の上でもかまいません。)
ガスコンロ(当然焼成時に必要です。カセットコンロやガスバーナーでも代用できます。)
サランラップ(粘土を揉んで柔らかくするのに使います。)


 

Step-1

まずは付属のスケールを使って指のサイズを測りましょう。計ったところ店長の指は26号(太!)でした。

 

Step-2

測定した号数よりも3号大きいサイズ(店長の場合29号!)で付箋紙を巻いた型棒にペンか鉛筆で印を付けます。このとき、付箋紙を巻く前にあらかじめ型棒の位置を決めておくと失敗がないです。

 

Step-3

道具の準備をします。金属製のボール(このときは何でもOK)に水を差し、銀粘土を袋から取り出します。

 

Step-4

ラップに巻いてよく揉んで粘土を柔らかくしたあとひも状にのばします。柔らかくした方がひも状にするのが楽です。割とすぐに乾燥しますのでひび割れがしてきたらちょっとだけ水を加えます(ほんの表面を湿らす程度)。

 

Step-5

やはりここが一番難しいところ。マークした付箋紙の上に巻き付けて継ぎ目を消します。ここで表面がちょっとひび割れたときは指を水で湿らせてなでるようにしてヒビを消します。(どちらか問いと紙粘土のような感覚ですね)
多少付箋紙に張り付いたようになっても気にせずに整形しましょう多少いびつでもあとで修正できます。ヒビやピンホールを消すのに注力しましょう。

 

Step-6

型棒にはめたままドライヤーでよく乾燥させたあと(ドライヤーがない場合は自然乾燥で24時間以上)、付箋紙ごと本体を抜き取りゆっくりと指輪が割れないように優しく剥がしていきます。本体に多少紙が残ってもここではOKです。

 

Step-7

剥がした直後です。現段階では多少いびつになっています。内側にも剥がれない紙がちょっとあります。ちょっとの力で割れてしまうので取り扱いは丁寧にしましょう。(店長は一個割ってしまいました・・・)

 

Step-8

セットに付属しているヤスリとスポンジ研磨材を用意します。

 

Step-9

まずはヤスリで軽くなでるようにして本体を削り、形を整えます。決してゴリゴリとやらないでください(割れます)。

 

Step-10

付属のスポンジ研磨材を > > の順番で表面をなめらかに磨いていきます。できるだけ表面がつるつるになるようにします。

 

Step-11

ちょっとゆがんで見えますが、表面はほぼツルツルで、銀肌が若干見えてます。この段階ではピンホールなどがないことを確認しておきましょう。

 

Step-12

ガスコンロで焼きます。今回はガスコンロではなく、キャンプ用のガソリンストーブを用いました。付属の網で火が当たって赤くなる部分に本体を置いて、必ず焼成用のカバーをかぶせます。(説明書では指輪の直径が10%収縮したら焼成完了とありますが、計るのを忘れていましたのでたっぷり30分焼成しました。)
なお、この時点では銀色になりません。白いままです。

 

Step-13

焼成後火を消して20〜30分ほど放置してさましてから、焼成カバーをはずして水を張った金属製のボールに本体を入れて良く冷やします。金属製のボールがなかったのですてんのマグカップを代用しました。
やけどしないようにピンセットを使いましょう。

 

Step-14

付属のワイヤーブラシでゴシゴシとこすります。この時点では完全に金属になってるのでぽきっと折れる心配はまずありません。銀肌が出るまで磨きます。

 

Step-15

ワイヤーブラシで磨いたあとです。ようやく銀肌が出て、銀らしくなってきました。

 

Step-16

付属のスポンジ研磨材を > > の順番で表面をなめらかに磨いていきます。磨き目をなくすように丁寧に磨いていきましょう。

 

Step-17

当店オリジナル添付の両面タイプのスポンジ研磨材の赤い面にシルバーポリッシャーを少量のせます。緑色の面は標準添付のスポンジ研磨材の緑とほぼ同等です。

 

Step-18

赤い面に塗布したシルバーポリッシャーを指輪に塗りつけるようにして全体をツヤが出るまで磨いてください。コツは全体を磨いたあと、シルバーポリッシャーが塗布されていない赤い部分で吹き上げると効果的です。

 

Step-19

最後にシルバークロスで磨き上げます。シルバークロスには変色を防ぐワックスがあらかじめ含浸されていますので金図最終仕上げに吹き上げ作業をしましょう。

 

Step-20

できあがり。


結論:素人でも大丈夫でした。

戻る


バナー 当店へのリンクはご自由にどうぞ。
リンク先とバナー登録は下記をご参照ください。

リンク先:http://www.gin-zaiku.net/
バナー:http://www.shintosg.co.jp/shop/silver/parts/bunner.jpg
下のコードをソースに貼り付けるだけで簡単に登録できます。
<a href="http://www.gin-zaiku.net/" target="_blank"><img src="http://www.shintosg.co.jp/shop/silver/parts/bunner.jpg" width="150" height="34" align="top" border="0">

銀細工.net
ホビーツール通販専門店
〒550-0011 大阪市西区阿波座
1丁目13-16松本フォレストビル401
神東産業株式会社 通販事業部
TEL : 06-6578-7921
FAX : 06-6578-7922