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使い方

旋盤は、三爪スクロールチャック等により把握したワークピースを回転させて、刃物を押しあてて素材を削り取る機械です。
基本は金属加工用ですが、本旋盤は小型なので樹脂や木工の加工が行えるアタッチメントを用意しています。
また旋盤では材料の事をワークピースや 被削材と呼びますが、本ホームページでは簡単に材料と表記しています。

各部の説明 (Compact7で説明します。)

●送り図

1.操作パネル

操作パネルには主軸の回転を変速させるノブや、電源のオン・オフ。
回転方向の切り替え、緊急停止ボタン等が配置されています。

2.自動送り装置

自動送り装置は、長手方向の送りを主軸回転に連動した比率で送るための装置です。

3.変速ギア

チェンジギアによりギア比の変更が行え、主軸の回転と自動送りの送り速度を変えることが できます。これを用いて様々なピッチのネジ切削がえます。


 

 

4.三爪スクロールチャック

三爪スクロールチャックは、主軸台にある主軸に取り付けて使用し、材料を把握します。
主軸には他に四爪インディペンデントチャックやその他の器具を取り付けることもできます。

5.クロススライド

クロススライドは、長手送りに対してクロスしたスライドなので、この名称となります。
主にクロススライド上には刃物台が備わっており、その刃物台に切削バイトを取り付けて材料をけずります。

6.心押台

心押台は、長い材料などを反対側から押し支えるための器具である、レースセンターや回転センターを取り付けます。
また、ドリルチャックを取り付けて穴あけ加工を行うのにも用います。

7.チャックガード

チャックガードはチャックハンドルの外し忘れを防止するために備わっています。
チャックハンドルがチャックに取り付けられたまま回転を行うと遠心力で飛び出し事故になる恐れがあるからです。
チャックガードは緊急停止機能と連動しています。


基本的な加工例
旋盤で加工できる基本的な切削例ですが、オプションを追加することで応用的な加工を行うこともできます。

円筒切削

材料の外周を削る加工。 三爪スクロールチャックで把握した材料を右片刃バイトで削っています。 また細い材料なので 移動振止と回転センターを使用しています。

中ぐり加工

孔くり加工とも呼び、材料にあけた穴を広げる加工や穴の内径の切削。 パイプ状の材料の内径を中ぐりバイトを使って加工しています。

テーパー加工

材料を斜めに削って円錐状にするような加工。 三爪スクロールチャックで把握した材料を、トップスライドを使って斜めに切削バイトを動かしてテーパー加工を行っています。

溝入れ加工

材料の外周に溝を入れる加工。 突切りバイトを使って材料に溝加工を施しています。

突切り加工

材料を切断する加工。 細い材料の逃げを防止する目的で移動振止を併用して、突切りバイトで材料を切断しています。

ネジ切り加工

チェンジギアセットの組み合わせによりネジ切削を行う加工。 外ネジ切りバイトを用いて雄ネジの切削を行っています。

端面加工

材料の端の面を切削する加工。 刃物台をヨコにし、直剣バイトを使って端面を切削しています。

ドリル加工

心押台に取り付けたドリルチャックにドリルを把握して、材料の端面に穴あけ加工を施しています。


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